2020年1月26日日曜日

リズムの捉え方で歌が変わる



「リズム感」


これをどう捉えているかで、歌はグっと変わって来ます。

「リズムもずれていないし、音程も歌詞も間違えていないのに、自分の歌はなぜ憧れのあの歌手のようにかっこよくならないんだろう…」

と、悩んでいる人も沢山いるのではないかなと思います。



「リズムって、四拍子と三拍子ぐらいじゃないの??」


はい、その通りです。

いや…正確にはそこから細かく他にもあるのですが、それはまたの機会に。

今日は四拍子についてお話ししましょう。


四拍子といえば、1小節の中に四分音符♩が4つだから〜

1.2.3.4、1.2.3.4、、、でしょ??


そう。そうなんです。


しかし今日は更に、四拍子の曲を四分音符ではなく八分音符で捉えてみましょう。

一小節の中に八分音符♪が8つ、ですね。



リズムの取り方は音符が小さければ小さいほどよいのです。


そしてこの拍子のどこにアクセントを持ってくるかで歌はグッと変わってきます!!!




写真は今日のレッスンで生徒さんの課題曲『Speechless』(ナオミスコット)について、リズムのアクセントをお話ししたものです。


上段は、

タン タ タ タ   タン タ タ タ」

(       ♩     ♩ ♩      ♩     ♩     ♩   



下段は、

タン タ タ   タン タ タ タ タ」
(    ♩    ♩     ♩      ♩     ♩     ♩    ♩    


です。


一度同じテンポで口に出してみて下さい。

手で四分を叩きながら口に出してみるといいでしょう。

同じ八分音符を8つ数えるにしても、下段のリズムの方が迫りくる臨場感があります。





そしてこの曲(Speechless)を同じように手を叩き、下段のリズムを唱えながら聞いてみましょう。

自分の心の奥底から何かが燃え上がるような、さぁ行け、と背中を押されているような…

少し急かされる感じが下段のリズムにはあります。



逆に上段のリズムには落ち着きがあり、平和で、みんなが楽しく笑い合っているようなゆったり感があります。



歌手は曲によって、リズムのアクセントをどこに置くかを感じ取り、そのリズムに身を任せ歌っています。




このSpeechlessという曲は、

父に抑制されたお姫様がその力に押し潰されそうになっているシーン、

そして、幽閉されそうになるシーンに流れる曲。


『私は黙ったままじゃないわよ!!!』


ジャスミンが力強く歌い上げるのです。

そんな曲に上段のリズムでは迫力や緊迫感が伝わりませんね。


これまでなんとなく歌に臨場感やインパクトがない…と悩んでいた方は、ぜひ曲に対してリズムのアクセントをどこに置くのかを考えてみて下さい。



「歌はセンス」。。。


この一言で片付けるのは簡単ですが、こんな風にきちんと説明がつく事が殆どです。




しかし、「 Speechlessに関してはわかったけれど、自分がいま練習している曲はどこにアクセントをおけばいいのかわからない…」



そんな方にはそれをレクチャーしてくれる先生がいるといいですね。


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